1.飽きるほど稼いだはずが…心と体が悲鳴
旅打ちスロ&競馬ナイトシフト生活──
- 朝はパチンコ店前に車中泊し、開店直前に並んで狙い台確保
- 夜は新聞片手に地方競馬で着実に資金増
- 日曜はJRAで大穴狙い
…と、派手に稼ぐ日々を送っていた翔太。しかし、
「さすがに飽きた。体も心もガタガタだ!」
ついにバタンキューな結論に到達。
2.“めんどくさいヤクザ”との再会大作戦
「何も言わずに逃げたから、怖い目に遭うかも…」
ツレの脅しに怯えつつ、覚悟を決めて東京へ足を運んだ翔太。ところが──
- 幹部昇格&羽振り絶好調
かつての恐怖の大物は、いつの間にか組の幹部に昇格。 - まさかのAV業界進出
新たなシノギとしてAV制作に参入し、翔太を「新人AV男優」としてスカウト! - 肩透かしの“お小遣い”攻撃
断るとニコニコしながら「君みたいなのは大丈夫」とポケットマネーを手渡され…
結果、
緊張度:ほぼゼロ
拍子抜けしすぎて、
「怖がって逃げた自分は一体なんだったのか?」
と自問自答する始末。あっさりと縁はスルリと切れ、翔太はまたもや完全自由の身に返り咲いた──という、爽快すぎる再会劇だった。
3.大学に舞い戻るも、単位不足で退学決定!
ヤクザの問題をクリアし、最後の砦・大学へ。
しかし…
- 必要単位ギリギリ→足りない
- 留年で再履修→心が折れる
- 教務課前で「退学届」を目にし、吐き気
「人間、ここまで落ちぶれるか!」
という絶望とともに退学を決意。学生証を返却する手が震えていた…。
4.結局、翔太は実家に戻り、無限スロット生活へ
大学もヤクザもクリア。しかし、かつての車内泊だけは“戻りたくない”──
翔太が選んだのは実家へのUターン。
- 毎朝ビジネスライクに開店前に並び
- 閉店までスロット台に張り付き
- 深夜の帰宅は親の夕飯代わりの冷凍チャーハン
“家賃ゼロ”で資金は一瞬プラスに見えるが、
「稼ぎ続けなきゃ食えない…」
という新たな焦燥感に襲われる。
教訓:人は簡単には変われない、でも知っておくべきこと
- 「新しい場所」は問題の本質を変えない
環境を変えても、習慣が残る限り同じ穴に落ちる。 - 飽きや空虚は、他の方法で埋められるか?
衝動的な切り替えではなく、小さなルーティンの見直しを。 - 変わりたければ“計画”で行動をリセット
衝動だけに任せると、また同じ生活へ後戻り。 - 本当に大事な“軸”を取り戻す
お金? 承認欲求? 自分を律する価値観を見失わない。
翔太のように「どこにも居場所がない…」と感じたら、
一度深呼吸して自分を見つめ直す──
それが、“ダメ人間”への最短ルートを回避する秘訣かもしれません。
――次回、Ep.12は?お楽しみに!
コメント