「昔のパチンコは夢があったよなぁ」「4号機のスロット、めちゃくちゃ出たよね」――そんな声をよく耳にします。
実際、昭和〜平成初期のころは、1日で10万、20万と勝つことも珍しくありませんでした。でも今では「全然勝てない」「全く出ない」という声が増えています。
なぜ、こんなにも変わってしまったのでしょうか?
なぜ今のパチンコ・スロットは昔のように出なくなったのか?
昔、昭和〜平成の初めごろのパチンコやスロットは「夢がある」「一発大逆転ができる」とよく言われていました。実際に、1日で10万円、20万円と勝てたという話もよく聞きましたよね。
でも今は「全然出ない」「勝てない」と感じている人が多いのではないでしょうか。なぜこんなに変わってしまったのでしょうか?その理由を、わかりやすくまとめてみました。
1. 規制がどんどん厳しくなったから
昔のパチンコは夢があった
昔の台は「確変(かくへん)」に入ると何度も当たったり、一回の大当たりでたくさん玉が出たりと、とても出玉が多かったんです。
でも、出すぎると「ギャンブル性が高すぎる」と言われるようになり、法律で少しずつ規制されてきました。
スロットも同じように規制が…
特に2000年代初めのスロット「4号機」はすごかったですね。たった数時間で何万円も勝てるような爆発力がありました。でも依存症が問題になり、今では「6号機」や「スマスロ」と呼ばれるタイプに変わって、出玉の上限が決められています。
2. お店(ホール)の事情も変わった
昔はホールも儲かっていたので、「イベント日」や「大還元日」などでたくさん出すことができました。
でも今は、規制も厳しく、お客さんも減ってきているので、お店の経営が大変。出したくても出せない状況になっているんです。
特に地方ではお店がどんどん閉店していて、選べるホールも少なくなっています。
3. 思い出補正もあるかも?
「昔はよく勝ってたなぁ」と思うかもしれませんが、実は当時でも負けていた人もたくさんいました。ただ、勝った時の記憶が強く残っているので、昔の方がよかったと感じるんですよね。
でも実際、今よりは出る台が多かったのは間違いありません。
4. 今の台は複雑すぎる
昔の台はシンプルで、「当たればドーン!」と気持ちよく出ました。
でも今は、「CZ(チャンスゾーン)」「天井」「AT(疑似ボーナス)」など、覚えることがたくさんあって、初心者にはちょっと難しく感じる台が増えました。
まとめ
昔(昭和〜平成) | 今(令和) |
---|---|
規制がゆるく、出玉も多かった | 規制が厳しく、出玉に上限がある |
還元イベントが多く、出していた | ホールの経営が厳しく、出せない |
シンプルな台で誰でも楽しめた | ゲーム性が複雑で覚えるのが大変 |
昔のように「出る楽しさ」が少なくなってしまったのは残念ですが、それでも新しい楽しみ方を見つけている人もいます。
最近では「レトロ台を置いているホール」や、「昔の名機をスマホで遊べるアプリ」なども出てきているので、昔を懐かしみながら楽しむのも一つの方法かもしれませんね。