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「ブラックリスト入り?信用情報を確認・回復する全手順まとめ」

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「金融でのブラック」とは、信用情報に事故情報が登録され、金融機関(銀行・消費者金融・クレジット会社など)から“信用されない状態を指す俗語です。正式な用語ではありませんが、日常的に「ブラックリスト入り」などと表現されます。


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🔍 ブラックの定義(信用情報上の事故情報)

信用情報機関に以下のようなネガティブな情報が登録されている状態を指します:

種類内容
返済遅延・延滞クレジットやローンの支払いを61日以上または3か月以上遅延
債務整理任意整理・個人再生・自己破産などの法的手続き
強制解約・代位弁済信用事故によって契約が強制的に終了された/保証会社が支払った場合
損害遅延利息の発生支払いが大幅に遅れて遅延損害金が発生したケース
多重申し込み短期間に多数のローンやカードを申し込んでいる状態

🔐 情報が記録される場所:信用情報機関

日本には主に以下の3つの信用情報機関があり、金融機関はここを参照して審査を行います:

機関名主な加盟企業
CICクレジットカード会社、信販会社等
JICC(日本信用情報機構)消費者金融、リース会社、携帯会社など
KSC(全国銀行個人信用情報センター)銀行、信用金庫など

🕒 ブラック情報の登録期間

事故内容登録期間の目安
延滞解消から5年程度
任意整理完済から5年程度
個人再生・自己破産手続き完了から5〜10年程度

※ 登録期間中は、多くの金融機関でクレジットカード発行、ローン契約、スマホの分割払いなどが断られます。


📉 ブラック状態になると起こること

  • クレジットカード審査に通らない
  • 消費者金融・カードローンの申込みが通らない
  • スマホの分割購入ができない(割賦審査NG)
  • 賃貸契約や就職時の信用調査で不利になることもある(ごく一部の業種)

🧭 ブラックからの回復方法

  1. 延滞・借金を完済し、信用情報を正常にする
  2. 信用情報機関で「情報開示請求」を行う(本人で確認可能)
  3. 5〜10年経過するのを待つ(自然に情報が消える)

✅ まとめ

  • 「ブラック」とは、金融機関にとって「信用できない状態」のこと
  • 返済遅延や債務整理などが原因で信用情報に傷がついている
  • 情報は信用情報機関に登録され、5〜10年で削除される
  • 一時的に借入・ローン・カードが使えなくなるが、回復は可能

✅ 自分がブラックかどうかを確認する方法(信用情報の開示)

日本には信用情報機関が3つあります。それぞれで情報が管理されており、自分の信用情報を本人が直接取り寄せて確認できます。


🏢 ① CIC(主にクレジットカード会社)

  • 管理される情報:クレジットカード、割賦契約(スマホ分割など)
  • 開示方法:スマホ/パソコンで即時開示、郵送でも可
  • 手数料:1,000円(税込)
  • Web開示はこちら ▶️ https://www.cic.co.jp/mydata/

✔ 必要なもの(スマホ・PC開示の場合)

  • クレジットカード(本人名義)
  • メールアドレス
  • スマホまたはPC

🏢 ② JICC(日本信用情報機構)

  • 管理される情報:消費者金融、携帯料金の分割、リース契約など
  • 開示方法:スマホアプリ/郵送/窓口
  • 手数料:1,000円(税込)
  • アプリ開示はこちら ▶️ https://www.jicc.co.jp/

✔ 必要なもの(スマホ開示の場合)

  • スマホ(本人確認書類のアップロードが必要)
  • コンビニ払いまたはクレカ払い

🏢 ③ 全国銀行個人信用情報センター(KSC)

  • 管理される情報:銀行カードローン、住宅ローン、自己破産などの法的情報
  • 開示方法:郵送のみ
  • 手数料:1,000円(定額小為替)
  • 詳細ページ ▶️ https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/

✔ 必要なもの(郵送のみ)

  • 申請書(公式サイトからダウンロード)
  • 本人確認書類(コピー)
  • 定額小為替証書(郵便局で購入)

📝 どの機関に申し込めばいいか?

借りた先や契約内容開示すべき信用情報機関
クレジットカード、スマホの割賦CIC
消費者金融(プロミス・アコムなど)JICC
銀行系ローン(住宅、銀行カード)KSC
よく分からない場合3社すべてに請求するのが確実 ✅

📄 開示結果の見方(ブラックの判断ポイント)

  • 「異動」という文字がある:ブラック(例:延滞・債務整理など)
  • 取引状況が「解約」や「完済」:問題なし
  • 「契約中」「遅れなし」:正常な取引中
  • 「延滞解消」:過去に遅れたが現在は解消済(ただしブラック扱いの可能性あり)

💡ワンポイントアドバイス

  • 情報は事故から5〜10年程度は残るので、返済後すぐには消えません。
  • 完済した場合も、信用回復には「時間」が必要です。
  • 自分の信用情報は「年1回程度」確認することをおすすめします。

「信用情報の開示請求」の具体的な方法と書き方の記入例を、以下に詳しくご案内します。今回は、郵送のみで受け付けている【全国銀行個人信用情報センター(KSC)】を例に説明します(JICCやCICについても後で補足します)。


🏢 全国銀行個人信用情報センター(KSC)での信用情報開示手続き(郵送)

📌 必要なもの(4点)

  1. 開示申込書
  2. 本人確認書類のコピー(1点または2点)
  3. 手数料(定額小為替:1,000円分)
  4. 返信用封筒(記載済み)※任意

① 【開示申込書の記入例】

開示申込書は以下からダウンロードします:
🔗 https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/open/


【記入例】

記入欄記入内容例
氏名田中 太郎
フリガナタナカ タロウ
生年月日昭和60年1月1日
住所〒123-4567 東京都新宿区〇〇1-2-3
電話番号090-1234-5678
勤務先株式会社○○
勤務先電話番号03-1234-5678
情報開示の対象「個人信用情報の開示」にチェック
請求者との関係「本人」にチェック
署名・捺印自筆で氏名を記入し、押印(認印可)

② 【本人確認書類(いずれか)】

1点でOKなもの(顔写真付き)

  • 運転免許証(裏面もコピー)
  • マイナンバーカード(通知カード不可)
  • パスポート(日本発行)

顔写真なしの書類の場合は2点必要

例:健康保険証+公共料金の請求書(3か月以内)


③ 【定額小為替(ていがくこがわせ)】

  • 郵便局で「1,000円分」の定額小為替証書を購入
    (「宛名」は何も書かないでください)

④ 【送付先住所】

〒100-8216
東京都千代田区丸の内1-3-1
全国銀行個人信用情報センター 開示係 宛


💌 封筒に入れるもの

✅ 開示申込書(記入済み)
✅ 本人確認書類のコピー
✅ 定額小為替(1,000円)
✅(返信用封筒:自分の住所と名前を書いたもの)※なくてもOK


📬 開示結果はいつ届く?

→ 申請から1〜2週間ほどで書面(封書)で届きます。


📝 開示内容の見方(KSC)

  • 「異動」:ブラック登録(事故情報あり)
  • 「完済」「契約終了」:問題なし
  • 「延滞」または「保証履行」:過去に延滞・代位弁済された可能性

🧩 他の信用情報機関での開示(簡易版)

機関名開示方法受付時間開示までの時間備考
CICWeb・郵送8:00〜21:45即時(Web)クレカ必要
JICCアプリ・郵送・窓口24時間即時または2〜3日スマホアプリが便利

📱 CICのスマホ開示方法(所要時間:約10分)

CICは、主にクレジットカード・スマホ割賦・信販系ローンなどの情報を管理している信用情報機関です。


✅ 必要なもの(事前に準備)

項目内容
クレジットカード本人名義(Visa/Master/JCB/AMEX/Diners)
スマートフォンiOS/AndroidどちらでもOK
メールアドレス携帯キャリア・Gmail など

📍 ステップごとの流れ


① CIC公式サイトにアクセス

▶️ CIC信用情報開示(スマホ)


② 開示の種類を選択する

  • 「スマートフォンで信用情報開示」をタップ

③ 注意事項を確認し、「同意する」にチェック


④ 本人情報を入力

  • 氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレスなどを入力します。
  • 現在の電話番号以外に、過去の電話番号も記入できる欄があります(該当ローン契約が過去の番号なら入力しましょう)。

⑤ 本人確認クイズに答える

  • クレジットカードや契約情報などに関する簡単な質問が出ます(例:「○○銀行のカードを持っていますか?」)。
  • 正確に答えられれば次に進めます。

⑥ 手数料をクレジットカードで支払う(1,000円)

  • 登録されたクレジットカードで支払い(VISA, Master, JCB など)

⑦ 信用情報をその場で表示

  • 支払いが完了すると、すぐに信用情報のPDFが表示されます。
  • ダウンロードまたは印刷して保存可能です。

🔍 開示情報のチェックポイント

項目内容
契約状況「異動」=事故情報(ブラック)、「完了」=正常
返済状況「延滞」や「遅れ」記録があると注意
利用残高利用中のローンやクレジットの残債が表示
保有期間情報の登録日、契約期間が表示される

✉️ CICからの郵送なし!

スマホ開示は即時表示で、書類郵送はありません。その場で内容を確認・保存できます。


📱 JICC(日本信用情報機構)スマホアプリでの信用情報開示方法

※ 消費者金融(プロミス・アコムなど)や携帯割賦契約(ソフトバンク・auなど)の情報を確認したい方におすすめ。


✅ 事前に準備するもの(4つ)

項目詳細
スマートフォンiOS または Android
本人確認書類運転免許証、マイナンバーカード等(写真を撮る)
メールアドレスGmailや携帯キャリアメールなど
手数料(1,000円)クレジットカード or コンビニ払い対応

🪜 ステップ別の申請方法


STEP ① アプリをダウンロード

アプリ名:「JICC開示申込アプリ」


STEP ② アプリを起動して「信用情報を開示する」をタップ

  • 開示手続きに進みます
  • 注意事項をよく読み、チェックして次へ進みます

STEP ③ 本人情報を入力

  • 氏名・住所・電話番号・生年月日・勤務先など
  • 契約時の旧姓や旧住所、過去の電話番号も入力可(心当たりがあれば入力すると一致率が上がります)

STEP ④ 本人確認書類のアップロード

  • 運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどをスマホで撮影
  • 表裏両面の撮影が必要なものもあるので案内通りに進めてください

STEP ⑤ 支払い方法を選ぶ

  • コンビニ払い:支払い用番号が発行され、3日以内にレジで支払う
  • クレジットカード払い:即時支払い・即時開示が可能

※ 手数料は1,000円(税込)


STEP ⑥ 情報が開示される

  • 支払い確認後、最短で当日中にPDFファイル形式でダウンロード可能
  • アプリ内または登録メールアドレスに通知されます

📄 開示内容の見方(JICC)

表示例説明
「異動」ブラック(延滞、債務整理、代位弁済など)
「延滞」返済が61日以上遅れた履歴
「完了」「正常」問題なし
「本人申告」自己申告で何か記載している場合(借入自粛など)

📬 ダウンロードできる期間

  • ダウンロード可能期間は約2週間程度
  • 必ずPDFをスマホやPCに保存しておきましょう

📌 補足:アプリでの本人確認に失敗する場合

  • 書類の画質不良や入力ミスが原因で、再提出になることがあります。
  • その場合は案内に従って再撮影 or 書類変更で対応してください。

🎯 まとめ

特徴内容
確認できる情報消費者金融、携帯分割、リース契約など
所要時間約10〜15分で完了(即日確認も可)
スマホ完結か?✅ 完全スマホ対応

📅 ブラック情報が消える(復旧)時期一覧表

信用情報における「ブラック(事故情報)」からの復旧時期(情報が消える時期)は、事故の種類と登録された信用情報機関(CIC・JICC・KSC)によって異なります。以下に、最も正確な目安をまとめます。

事故内容CICJICCKSC(銀行系)備考
延滞(61日以上または3か月以上)5年1年〜5年5年完済日からカウント開始
強制解約・貸倒5年5年5年解約・完済から5年後
任意整理・特定調停記録なし5年記録される完済日から5年
自己破産記録なし5年10年免責決定日からカウント
民事再生記録なし5年10年再生計画の履行完了日から
保証履行(代位弁済)5年5年5年代位弁済日からカウント
携帯端末割賦の滞納5年1〜5年一括請求または契約終了から

✅ ブラック情報のカウント開始日は?

  • 「完済した日」または「契約が終了した日」から数えて◯年後
  • 自己破産や再生の場合は「免責決定」または「計画履行完了」から
  • 延滞の場合:完済しない限り、事故情報はずっと消えません

🎯 実際の例(復旧シミュレーション)

例①:2020年6月にクレジットカード延滞 → 2021年3月完済

  • ⇒ CICとJICCには「異動情報」が登録
  • ⇒ 登録は2026年3月頃に削除予定(完済から5年)

例②:2021年5月に自己破産 → 2021年12月に免責決定

  • ⇒ JICCは2026年12月、KSCは2031年12月に情報が消える

📝 復旧後はすぐにローンやクレカが通る?

  • 情報が消えてもすぐ通るとは限りません
  • 信用情報が「空白(スーパーホワイト)」状態の場合、再審査は慎重になります

🔍 正確な削除予定を知る方法

開示された信用情報(CICやJICC)の中に、

  • 「異動日」や「完済日」
  • 「契約終了日」
  • 「情報の登録日」

などの記載があるはずです。

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